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トレーニング

痛みを繰り返さない体へ。SFMAの 3Rメソッドをわかりやすく解説

根本改善のカギとなる3つのステップ

こんにちは。
今回は、当院でもコンディショニングやトレーニングの指針として活用しているSFMAの中にある、「3R」という考え方をご紹介します。

SFMAとは?

SFMAは、痛みのある方やパフォーマンスに悩みを持つ方に対して、「どこが本当の原因なのか?」を機能的な動きから評価するシステムです。
ただ痛みのある部位を見るのではなく、全身の動きのつながりを重視し、根本的な改善を目指します。
機能を改善するステップで中核となる考え方が、次に紹介する 「3R」 です。
【外部リンク】SFMAについて

SFMAの3Rとは?

  • Reset(リセット)
  • Reinforce(強化)
  • Reload(再教育)

1. Reset(リセット) 〜痛みや制限の原因に対して「再起動」させること〜

まずは「体の不調の原因」となっている筋・関節の制限、神経系の誤作動を解除するステップです。
マッサージ・鍼・ストレッチで筋肉の緊張をやわらげ正常な可動域を獲得します。
痛みがあると身体はその部分を守ろうと「代償運動」をします。
リセットでは、まずその防御反応を解除することで、正しい動きが出るように準備を整えます。
そして大事なのが誤った動作を理解することです。
正しい動きを実際にやってみると、『あ、自分の動きってちょっと違ってたんだな』って気づけます。そこからが、本当の意味での動きの改善がはじまります。

2. Reinforce(強化) 〜リセットした状態を「定着」させること〜

リセットしても、人はすぐに元の悪いパターンに戻ろうとします。
そのため、エクササイズを通して新しい正しい動きを「強化」していきます。
ポイントは「この動きが正しいんだよ」と再教育して定着させることです。
そして大事なのが日常生活で症状の悪化をさせないことです。
無計画な日常生活では状態が後退することもしばしば起こります。
姿勢指導・セルフケア・セルフトレーニング・禁忌事項・テーピングなどで状態の悪化を防ぐ手立てを講じます。

3. Reload(再教育・再構築)~実生活やスポーツで正しい動きを「再学習」させる

最後のステップでは、再び実際の動きやスポーツ動作に戻すトレーニングです。
最終段階では、動作全体の中で統合された動きを再学習します。
正しい運動パターンを脳と身体に定着させ、日常生活や運動の中で自然に出せるようにします。

まとめ:身体は「順番」によって変わる

身体の不調やパフォーマンス低下には単純な筋力不足だけでなく、誤った動作パターンが関わっていることがほとんどです。
SFMAの「3R」はただ筋トレするだけでもただマッサージするだけでもない、根本から身体を改善させるための“順番”です。

当院では、以下の流れでサポートしています:

  1. 評価(SFMA)で根本原因を明確に
  2. ボディケアでリセット(Reset)
  3. ファンクショナルトレーニングで安定性と動きを強化(Reinforce)
  4. トレーニングでスポーツや生活動作を再教育(Reload)

「痛みが取れて終わり」ではなく、“動きが変わる” → “生活が変わる”ことを目指してサポートしています。
スポーツや趣味に取り組めるからだづくりを行いたい方は西宮・甲子園のFany整体鍼灸院にお気軽にご相談ください。

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