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ゴルフで多い腰痛の原因

ゴルフで腰が痛くなる原因は?隠れた可動域制限

股関節と胸椎の動きがカギ!

「ゴルフの後に腰が痛くなる…」「スイングを変えても改善しない」
そんな悩みを抱えるゴルファーの方、意外な原因が“体の動きのクセ”にあるかもしれません。
今回は、腰痛の原因になりやすい「股関節の内旋制限」と「胸椎の伸展・回旋制限」について解説します。

ゴルファーの腰痛、原因は“代償動作”にあり

スイングでは体をひねる・しならせる動きが求められます。特に回旋動作が多くなるため、股関節や胸椎(背骨の真ん中あたり)がうまく動かないと、その代わりに腰(腰椎)が動かなくてはならなくなります。腰は安定性を役割に持つ部位なので、代わりに動かされる(代償動作)によってに過剰な負担がかかることになります。
身体の部位は「可動性」と「安定性」のどちらかを特有の機能として持っています。これらはJoint by Joint Theoryという考え方になります。

股関節の内旋制限とは?

股関節の内旋とはつま先を内側にひねる動きの事です。
お尻や太もも外側の筋肉の柔軟性が低下すると可動域を制限する原因になります。
日常生活でがに股になりやすい方は股関節内旋が制限されている可能性が高いです。

ゴルフスイング(右打ちの場合)では、テイクバック時の右股関節フォロースルー時の左股関節に内旋の動きが必要です。
しかし、長時間の座り姿勢や柔軟性不足でこの動きが制限されていると、骨盤がうまく回らず腰をねじることで代償し、腰痛に繋がります。

チェック方法(簡易)

✅股関節内旋

仰向けに寝て膝を伸ばし、つま先を内に倒します。つま先を内に倒した時にお尻が床から浮かないように気を付けて下さい。つま先が40°倒せない場合は股関節の可動域制限の可能性があります。

胸椎の伸展・回旋制限も見逃せない

スイング動作では、胸椎の回旋(体幹のひねり)と伸展(反る動き)が重要です。
上記でもあるように胸椎も可動性を役割にもつ部位です。なので胸椎の可動域制限は腰椎の代償動作を生み出しやすくなります。
特に胸椎は伸展の役割を持つ部位であるので伸展が制限されている方は腰椎のリスクが高まります。
つまり猫背など背中が丸くなっている方は腰痛になるリスクが高いと言えます。

チェック方法(簡易)

✅胸椎伸展

うつ伏せになり肩の横に両手を置きます。腕の力で上半身を反らすように持ち上げます。
肘を完全に伸ばしきり、骨盤と床のすき間が5㎝以上離れてしまうと胸椎伸展の可動域制限の可能性があります。

✅胸椎回旋

椅子に座り足をクロスさせます。背中が丸まらないように足をクロスさせた方向に上半身を回旋させます。
腰のラインと肩のラインが50°回旋できない場合は胸椎回旋の可動域制限の可能性があります。

腰痛を防ぐには「動くべきところが動く」ことが重要

腰痛予防・パフォーマンス向上のためには、腰をかばうような動きではなく、「股関節」と「胸椎」の可動性を高めることがポイントです。
①適正範囲の柔軟性と可動域を獲得する。
②獲得した適正範囲の可動域をコントロールできるようにする。特に立った状態での運動をコントロールできることが重要です。
40代・50代のゴルファーは身体のかたさを感じやすくなり、日常生活での動きのクセが長年蓄積されていることもあり意識的なケアが必要です。

まとめ:ゴルフで腰痛になる方はここをチェック!

✔ 股関節の内旋、胸椎の伸展・回旋をチェック
✔ 腰が痛いときこそ、腰以外の動きを見直す
✔ からだの機能を改善し代償動作を無くす

ゴルフを長く楽しむためにも、痛みの出にくい体づくりを始めませんか?
当院では、動きの評価に基づいたパーソナルトレーニングやボディケアを行っています。
ゴルフで腰痛に悩まされている方、スポーツ障害にお困りの方、からだの評価や予防方法についてもっと知りたい方は、西宮・甲子園のFany整体鍼灸院ご相談ください。

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